肌荒れやニキビを治すには自己治癒力、肌のバリア機能を高めることが一番重要




肌には本来自分の身体が作るバリアが備わっています
それは自分の体から出る皮脂や、本来肌に住んでいる菌(常在菌)だったりのことです
よく言われる話で皮脂の分泌量が多かったり少なかったり、アクネ菌がどうのこうの・・・
という事だと思うのですが、こういう肌荒れの原因を一言でまとめると

肌のバリア機能が低下し自己治癒力が機能していない状態

ということになります

どんな効果的なスキンケア用品を使っても自分自身の自己治癒力が働いてくれないとニキビなどの肌荒れは治りません
肌荒れを治すのは化粧品では無く自己治癒力
ニキビの治り方

自己治癒力を機能させるためには肌のバリア機能を高めないといけませんが
これをスキンケア用品で解決することは難しいです
逆にスキンケア用品で自己治癒力の働きを低下させてしまうことが多々あります

市販されているスキンケア用品のほぼ100パーセントは
界面活性剤、香料、保存料などが含まれます
これは人工、天然問わず、100%オーガニックなものも含め
肌のバリア機能を低下させる可能性が高いです

簡単に言うと自分の肌に合う合わないという事なのですが
大抵の人は合うと思っていても合っていないことがほとんどです

代表的な例として
洗顔をして、化粧水で水分を与え、乳液やオイルでフタをして乾燥を防ぐ
というスキンケアがありますが
肌は本来、適度な水分を含み、自分に最適な量の皮脂を自分自身で出して乾燥を防ぐ機能があります

なのに
合わない洗顔料を使って必要以上の皮脂を落とし、必要な常在菌を殺し
合わない化粧水で必要異常に皮膚をふやかせて
合わない油を塗って必要以上の油の膜を作っている
というのが多くの人の現状です

人間は現状に適応する機能をもっています
放っておけば自分自身の身体内部から自分の肌に必要な水分や皮脂膜を作るのに
洗顔料で洗いすぎると洗い落とされたものを本来より多くの量を出そうとします
化粧水で水分を与えすぎると自分自身で水分を出す必要がなくなり化粧水無しではとてつもない乾燥肌に見えるようになります
乳液やオイルで保湿しすぎると、自分自身で皮脂を出さなくてもよくなります

まだそれらスキンケア用品が自分に合っていればいいのですが
大抵の人が合っていないものを使い続け肌トラブルに悩み続けます




肌は当たり前だった正常な環境をスキンケアという名の下で破壊され異常事態になってしまいます
そのせいで機能が低下し、自己治癒力を発揮できなくなるのです

そもそも自分の身体が作り出す水分や皮脂が一番自分に合っているスキンケアグッズで、それ以上のものは無いと思います

そんな正常な肌の機能を回復させるのに必要なのは
なるべくなにもしないことです
人によっては、とくに女性は、スキンケア用品を全く使うなということは難しいので

使用するスキンケア用品の数を減らす
スキンケア用品は可能な限り刺激の少ないものにする
スキンケア用品の使用料をなるべく減らす

ということを気をつけましょう
またこのことについては改めて記事を書こうと思います

他にもスキンケア系の記事を書いていますのでよかったら読んでください