キョウヒョウ 種類の違い 選び方





いつの時代も密かに大注目される中国ラバー

中国ラバーの代名詞であるキョウヒョウ

   

長年中国ラバーユーザーの私もキョウヒョウというブランドにはかなりの信頼があります

しかしキョウヒョウにも種類が沢山あって、ネットでのレビューが様々

私の経験になりますが違いを語ります

まず結論から言うと様々なキョウヒョウシリーズの中で
回転とスピードは両立しない
ということです

まず
大前提として
それぞれキョウヒョウシリーズの違いは微差です
正直大差はありません




個人的な感想ですが

一番回転がかかるのは
キョウヒョウ2(普狂2)

一番スピードが出るのは
キョウヒョウプロ3ターボブル―

です

キョウヒョウ2 と キョウヒョウ3 の違い

2の方が回転がかかり
3の方がスピードが出る

2の方が使用感のクセが強く
3の方がクセが弱いため
3の方が圧倒的に売れています
たしかに3のほうが当てても擦っても使いやすいです



普通のキョウヒョウ(未打底)とNEOキョウヒョウ キョウヒョウNEO の違い
普通のキョウヒョウより
NEOの方が食い込む感覚がありスピード、飛距離がでます
なので結構使いやすく感じます
スポンジにあらかじめ補助剤の膜があるので、これが影響しています
しかし効果が1カ月弱で切れます
個人的にNEOはオススメしません
オススメなのはキョウヒョウ入門者と
少しでもボールスピードを求める上級者です

大衆用 省チーム用 国チーム用 等のランクの違い
ランクが上がるほど個体差が少なく感じます
よく品質が良い、とかネットで書き込まれていますが
品質って何なんだ?と疑問に思っています
ランクが上がるほど使いやすさが上がり、クセが弱くなる印象です
普狂と国狂はスレイバーとテナジー並みの値段差ですが、そんな性能差は全くありません

NEOのなかにも省用 国用 とありますが
ランクが上がるほどスポンジの補助膜が分厚くなっていきますので
補助剤効果が高い=スピードが上がる
という事になります

ネットではNEOはスピード、スピンともに普通のキョウヒョウよりアップという意見が多いですが
絶対NEOじゃない方が回転がかかります
使用感にクセが強いため、使いこなせず、そう思われるのだと思います

ブルースポンジと通常スポンジの違い

ブルースポンジはスポンジの硬さの割に食い込みが良く感じます
私の印象ですが
使いやすく、回転もかかりやすい
スピードが出しやすい
キョウヒョウとしてのクセは若干弱まり(キョウヒョウらしさは十分)
合わせれるラケットも多い
最近流行りのビスカリアや特殊素材インナー系ラケットと合わせる場合はブルーススポンジの方が合わせやすいでしょう

通常スポンジの方が
扱いにくいけど
回転の最大値が高い
弾みは弱い です




最近のラケットラバーは弾みのいいものが多く
弾む用具に慣れているので普通のキョウヒョウが注目されないだけで
キョウヒョウはかなりの高性能ラバーです

グル―時代ブルースポンジはグル―効果が高いスポンジ
という情報が多く、確かなことは分かりませんが
それは本当だと思います
実際同じ硬度で比べてもブルースポンジの方が柔らかく感じ、柔らかいスポンジの方がグル―吸収が良いので
今でも補助剤効果が高いので
トップ選手がブルースポンジを使っているのだと思います

個人的に一般の愛好家がブルースポンジを使う意味は特に無いと思います、無駄に値段が高いですしね

中国キョウヒョウと日本製スポンジキョウヒョウ(ターボ)

ニッタクから日本製スポンジのキョウヒョウが発売されています
ターボシリーズ以外の日本製スポンジキョウヒョウはオススメできません
使いやすさは若干向上していますが、キョウヒョウらしさが弱く回転も微妙なので

ターボブルーは個人的にかなりの高性能です
キョウヒョウらしさがかなりあるのに、弾みがかなり向上しています
通常のキョウヒョウの方が高い弧線が出るので安定します
ターボブル―の方が弾む分回転が落ちた感じはあるのですが、かなりの強回転を残して弾みを超アップしているので、スピード不足を感じるキョウヒョウユーザーにはオススメです