卓球 ドライブを安定させる方法





安定してドライブを打ちたい
そう考えて、日々練習している人がほとんどではないでしょうか

ネットにかかったり
オーバーしたり
空振りしたり
ラケットのカドにあたったり

いろんなミスの仕方がありますが

私が考える
ドライブを安定させるのに一番必要なのは

インパクトを強くすることです

中途半端な指導者によくあるアドバイスで
力を抜いて
全力で無くていい
5割の力で
7割の力で
しっかり回転をかけて
速いボールはいらないから
打点は落ちてもいい
しっかり引きつけて

など

ドライブに限らず
攻撃が安定しない人に言う決まり文句ではないでしょうか

現に私もこれらのアドバイスを耳にタコができるほど言われました
しかしいくらそれらを気をつけても
安定するどころか
余計に不安定になることが多く悩んでいました

このアドバイスで改善される人ならいいのですが

ほとんどの方はなにも変化が無いのでは?

私はこれらのアドバイスは間違っていると思います

言いたいことは分かりますが




力んでる人に
力を抜けと言っても
緊張で余計に力みます

回転をかけれない人に
回転をかけろと言っても
そんな簡単にかかりません

しっかり引き付けて、打点を落とすと
ちゃんと弧線を描くドライブにしないと入りません

他にもしっかり体を使って打て
腰をひねって
足を使って
体重移動をしろ

これらもドライブの安定に直結しません

体を回しすぎたり、足にタメを作ることを意識しすぎると
打球ポイントも回した分だけ後ろになりますし、打点も低くなります
余計に力が入ったりしてダメです

それで大事なのは
楽に強くインパクトすることです

インパクトの強さと安定感というのは比例すると言っても言い過ぎではないと思っています
インパクトが強ければ
相手の回転の影響を受けにくいですし
インパクトが強ければそれだけ回転もかかり
ドライブが弧線を描いて安定します

気をつけなければいけないのは
闇雲に強く打つわけではないということです

全身を使ってボールに力を伝えるという考えは一度捨てて
手打ちでいいです

卓球はラケットを手で持って
その手でボールを打つスポーツです

手は振らなくていい
体で打て
というようなアドバイスは忘れたほうがいいと思っています

無理に足や腰を使っても効率が悪く
いいことはありません

手を振って
手で打ちましょう

ただ足腰使って打球するのが間違っているということではなので

変にフォームや体を意識せず
自然体で打球すべきということです

↑こういうイメージでスイングすることで力む原因になっている人がいっぱいいます
(こういうスイングが悪いわけではありません)

飛んでくるボールを
手のひらでキャッチするようなイメージで打球します
キャッチする瞬間だけ手のひらに力が入るイメージです
かなり感覚的な表現ですが
そうすると力みにくく
弱い力で強いインパクトがしやすくなります

強く打球できて初めて安定するのです