自転車のタイヤを長持ちさせる方法





ママチャリ、ロードバイク 、マウンテンバイク
種類問わず自転車に乗っているとタイヤ交換という修理は避けることのできないことでしょう

今回はママチャリ向けにタイヤの話をします

普段の移動手段の自転車に対して
できればお金のかかるタイヤ交換なんてしたく無い
というのがほとんどだと思います

タイヤは何も考えずにほったらかしで乗り続けて
「なんか漕ぐのが重たいな〜」
と感じてから空気を入れる
というような適当な使い方よりも
ほんの少し気を使うだけでかなり寿命が伸びますし
乗り心地も快適です

気をつけるのは2つです

1、定期的に空気を入れる
2、半年に1度 虫ゴムを交換する

これだけです

順番に説明します

長持ちするタイヤなどのオススメのタイヤについても記事を書きましたのでよろしければご覧ください




1、定期的に空気を入れる

当たり前でしょ
と思う方も多いと思いますが
意外と空気を入れるというメンテナンスをしない方が多いのです

タイヤの空気は自転車に毎日乗っていても
全く乗っていなくても、少しずつ減っていきます
空気を入れてパンパンになった風船も1ヶ月放っておくとふにゃふにゃになるのと同じです

空気は月1回点検して補充してあげるのがベストです
3ヶ月も放っておくとかなり危険と思っておきましょう

空気が十分に入っていないとメリットは1つもありません
空気の不十分な状態のタイヤのデメリットとして
①漕ぐのが重い
②パンクリスクの増加
③タイヤが超スピードで劣化
ということがあります

解説します

①漕ぐのが重い
空気が少ないとタイヤが大きく変形しへこんでしまい、ペダルを踏み込んだ力が逃げますしへこん、地面との接地面積が増えて、進みが悪く、ペダルが重くなります
逆に空気が十分だと本来の軽快な走行ができます

②パンクリスクの増加
空気が少ないとパンクがしやすくなります
パンクというとクギとかを踏んで穴が開いて空気が抜けることを想像する場合が多いですが
空気が少ないことでパンクして店に持ち込まれるケースもかなり多いです

空気が少ないと
タイヤに入っているチューブが中で動きます
その状態で走行すると、タイヤ内部でチューブと擦れ合って、チューブが削れてしまうのです
薄くなったチューブはやがて穴が開いてしまってパンクします
この場合パンク修理ではなく
チューブ交換
最悪の場合タイヤ交換も必要になります




③タイヤが超スピードで劣化

空気が少なくタイヤがへこんだ状態で走行すると
タイヤの形が潰れるので、割れが発生しやすくなります
タイヤはゴムなので正常に使用し続けても割れてきますが、そういう劣化の何倍ものスピードで劣化してしまいます
当然割れたタイヤはパンクリスクも上がるので交換がベストです
新しいタイヤでも空気量が十分でないと割れてしまいますので注意しましょう




2、半年に1度 虫ゴムを交換する

ママチャリのタイヤはほとんどに
虫ゴムというパーツがついています

空気を入れる部分の口の中にあるモノで
タイヤの空気が抜けないようについているパッキンのようなモノです

この虫ゴムもタイヤ同様劣化します
空気同様、乗っていても乗っていなくても劣化すると思っておきましょう

この虫ゴムが劣化すると
パンクしていなくても空気が抜けます

これを知らないとパンクをしていないのにタイヤがぺったんこになってしまいます

経験上ですが1年くらいはもつのですが
保管環境によっては半年でダメになる場合もあります

ですので半年に1回
虫ゴムを外し、劣化していてもしていなくても、新品に交換しておくことをオススメします
半年はめんどくさいなら最低でも1年に1回は交換しといた方が良いでしょう

最後に

空気量の管理さえしっかりしていたら
タイヤの寿命は伸びます
乗っていない自転車もしっかり定期的に管理しましょう

一番安いタイヤでも管理ができていれば
ハードな仕様をしている方で半年程度
近所に買い物しかしないような方なら3年程度
という寿命に感じています
もちろん使い方は個人差が大きく前後しますが
空気管理はちゃんとした方が絶対にいいです