偽物のキョウヒョウの見分け方

インターネットではキョウヒョウの偽物が多く出回っています
得に国狂の偽物が多いと感じています

今回は偽物の見分け方
を紹介します

結論から言うと
偽造防止シールで判断する
という方法です





私自身中国ラバーユーザーでよくネットでラバーを買います
正直今まで何度も偽物を買ってしまい苦い思いをしました

まず見た目で判断することはかなり難しいです
中には明らかに違うものもありますが
偽物でもかなり似ているものが多いです

しかもネットで見る場合、画面の上でしか見ることができないので、余計に判断は難しいでしょう

紅双喜ラバーは
偽造防止シールが貼られています

こういうシールがトップシートのフィルムに貼られていて
削ると番号が出てきます

この番号を
公式ホームページで入力→紅双喜 公式HP シリアルナンバー入力ページ




↑この文字が出ると本物
それ以外は偽物という判断が出来ます

私自身色々買って色々この方法を使いましたが
偽造防止シールの付いているラバーで偽物だったことは一度もありません

逆に偽物には全てこの偽造防止シールが付いていませんでした(かなり前に生産されたものには偽造防止シールが付いていません)

絶対とは言えませんが
確実に本物が欲しい場合は
最低でも偽造防止シールが付いているものを選びましょう

偽物はヤフオクやメルカリ、ラクマなどで出回っていることが多いですので
ヤフオクやメルカリで買う場合は出品者に偽造防止シールの有無を確認するのが良いと思います

「これは偽物ですか?」
「本物ですか?」
という質問はNGだと思っています
本物と思って偽物を出品しているかもしれませんし
偽物を本物と偽って出品しているかもしれないので
こういう質問はかなり無意味です

「偽造防止シールを削って本物か確認してください」
という質問をして
本物の確認をしてもらい
それを買う
というのが確実かもしれませんが
出品者は商品を開封しシールを削らないといけません
つまり商品に傷を付けることになります

これを出品者に頼むのは
ちょっとマナー違反なのでは
と思います

ネットで出品している方ほとんどが優良出品者です

そういう方にそこまで手間を押しつけるのは
個人的にしたくないので
偽造防止シールの有無を確認
これが一番良いと思います

シール付きはほぼ100パーセント本物といのが私の考えです

キョウヒョウ偽物のレビュー
キョウヒョウの偽物を見分けることは不可能な件




偽物 キョウヒョウ 国狂 ブルースポンジ レビュー





インターネットで安いブルースポンジがあったのでポチったら
偽物
でした

長年中国ラバーユーザーの私は
当然本物も使ったことがあります→国狂ブルースポンジ レビュー

本物と比較して偽物がどういうものなのか

レビューします

まず
見た目ですが

分かりません



本物との見分けがほぼできません

正直今まで何度も偽物を買ってしまった過去があり
見た目から明らかに偽物のものもあったのですが
今回は分かりませんでした

なんで偽物だと分かったかというと

・偽造防止シールが無いということ
・ブルースポンジなのにパッケージに(藍海面)のシールが無い
・実際使用してみると明らかに性能が低い

という3つの理由です

偽造防止シールは
古いものには付いてないこともあるので(現在出回っているもので無いものは99パーセント無い)絶対とは言えませんが

使ってみて性能の低さに驚きました

本物ブルースポンジの特徴の
食い込みの良さ
引っ掛かりの良さ
が全然ありません
本物ブルスポと思って打つとネットを超えませんし
回転もキョウヒョウとは言い難いです

性能が全てにおいて普狂以下です

シートに本物っぽい粘着があるのに
打つとなぜか引っかからないし
球持ちが悪く、弾道が上に上がらない

やっぱり紅双喜の技術はすごいんですね

これなら普通のキョウヒョウのほうが良いです

残念なラバーでした

このラバーについて
見分けることはかなり難しいと思います




以前他にも省狂ブルースポンジの偽物を買ってしまったことがあるのですが
スポンジの色が違うというポイントがありました
(ちなみにそれは案外使いやすい優秀ラバーでした)
今回の国狂は見た目だけは凄い似せて作られていたので
ほとんどの人は分からないと思います
強いて違いを言うなら
シートの光沢が本物よりツヤが無く感じた
それくらいです

何度も言いますがほとんど分かりません

皆さん
購入するときは偽造防止シールつきを選んで購入しましょう



普通のキョウヒョウとNEOの違い





キョウヒョウには昔からあるキョウヒョウと
グル―禁止になってから発売されたNEO
という種類があります
今回はそのNEOと普通の違いを紹介します

普通の方は
そのまま普通のラバーです

対してNEOは
已打底(イダテイ)という種類のラバーです
已打底ラバーにはスポンジ面に薄い膜が付いています
この膜はVOCフリーの補助剤が含まれています

NEOが真空パックされて販売されている理由は
開封してから1カ月程度で補助剤効果が無くなるので
それを防ぐためです




NEOの方が弾みが良いですが
理由はその膜のおかげです

已打底に対して
普通のラバーを
未打底(ミダテイ)といいます

重要な性能の差を紹介します

キョウヒョウの中にも種類が色々ありますが
基本的にNEOの方が食い込む感覚が強く弾みが良いです
しかし未打底の方が引っ掛かりが良く、回転量が多く重い球質になりやすいです

ラバーの重量はNEOのほうが軽いです

個人的な感想としては

NEO

・メリット
弾みが良く重量が軽いので使いやすい
食い込みが良いのでハードラケットにも合わせやすい

・デメリット
未打底に比べ回転量が落ちる
未打底に比べ球質が軽い
已打底効果が切れると弾みが落ちる

未打底

・メリット
回転量が最高
中国ラバーらしいうねる重い球質のドライブが打てる

・デメリット
弾まない
使用感のクセが強く慣れるまで大変
ラケットとの相性で性能が大幅に変わる

という感じです

中国ラバーユーザーで弾みを求めるならNEOがオススメです
中国ラバーのいやらしさを武器にしたいなら未打底がオススメです

個人的には
せっかく中国ラバーを使うなら回転重視で未打底が好みです
回転が強烈だとドライブが加速しスピードも出ます→回転でスピードを出す
まぁでもレベルが上がると弾みが必要なのは仕方ないのでNEOが主流になっているのでしょう
かなり使いやすくもなっていますしね



オススメの中国ラバーはPF4

中国ラバーに変えようと思っている方




中国ラバーを使っているけど使いにくいと思っている方

オススメの中国ラバーは
紅双喜 の PF4
です

PF4ってキョウヒョウよりランク下でしょ
とか思った方こそ使ってください

PF4をオススメする理由
・いやらしさのある重い球質の中国ラバーらしいクセ球が打てる
・安い
以上です

私のPF4を使用した感想ですが
キョウヒョウと比べて
若干スピードが出て 弾道が若干直線的
中国ラバーらしく回転はバリバリにかかります
キョウヒョウ同様重い球質のドライブが打てるラバーです
全体的にほぼキョウヒョウと一緒です
硬度は分かりませんが
普段スポンジ硬度40度を使う私からすると少し柔らかく感じました

ぐっちぃさんのブログにもPF4レビューがあって
カチカチの昔ながらの中国ラバーでキョウヒョウ2と似てる
と書いていましたが
ぐっちぃさんのPF4レビュー
私の感想は全く違いました





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キョウヒョウ2の方が弾まない
キョウヒョウ2の方が回転がかかる
キョウヒョウ3に似ている
といった印象でした
むしろキョウヒョウ3よりも弾む感覚が若干ですが強いので
オススメなのです
ラケットの片面キョウヒョウ2片面PF4を貼って試打した感想です

これぞ中国ラバーというラバーは
正直どれも似たり寄ったり
性能差も微差です
正直どれでもいいのですが(笑)
その中でも
安くて
それなりに弾みがある(未打底中国ラバーの中で)
中国ラバーらしい球質を出せる
というところが
オススメなのです

粘着テンションは使いやすいですが
球質が中国ラバーっぽく無くなるので
オススメしません→粘着テンションについて

ですので
ぜひPF4を一度使ってみてください



テンションラバーの貼り方 ファインジップ厚塗りについて等





ファインジップの厚塗りという技がありますが
これは硬い中国ラバーのみにオススメの方法です

テナジー等のテンションラバーに厚塗りをすると
打球感が悪くなり
弾まなくなり
ボールが落ちるような感じになり
いいことがありません

私自身も色々と試しましたが
テナジーを筆頭に最近流行りの気泡大きい系スポンジのラバーは
厚塗りには適していません
逆にフリーチャックのようなサラサラ系の接着剤を薄く塗って貼ることが最適です






もっと言うと
気泡大きい系スポンジのラバーは
伸ばして貼ることもオススメしません
接着剤を薄く塗ること、ラバーを伸ばさないことをバタフライが公式で発表していますが
私も同意です

水谷準が伸ばしながら貼るというのを聞いたことがありますが
たしかに伸ばしながら貼ると、少し弾きが良くなるように感じますが、テナジー特有のボールが上に上がる性能が落ちるように感じるので
伸ばさず貼ったほうが万人に合うと思います

逆に昔からあるスレイバーのような高弾性や昔のテンションラバー、中国ラバーは
ファインジップの厚塗りや
伸ばして貼る
という方法が合う人も多いと思います

特に中国ラバーにはファインジップ厚塗りがオススメです
合わせてお読みください→中国ラバーにファインジップ厚塗り



中国ラバー ファインジップ厚塗り





中国ラバーを使いやすくする方法でファインジップの厚塗りがあります

個人的にかなりオススメで
キョウヒョウなどの硬くて飛ばない中国ラバーユーザーには是非やっていただきたい方法です

先に注意点としてファインジップの接着層含めラバーの厚みが4mmを超えないように注意しましょう

厚塗りするのにオススメなのラバーは
中国ラバーです

普通のキョウヒョウやテンキョクです

ファインジップの厚塗りをすると次のようなメリットがあります
・弱いインパクトでも回転をかけやすくなる
・食い込みが良く感じて変にボールが落ちにくく感じる
・弧線が高くなる




デメリットはラケット総重量の増加です

個人的な意見ですが
重量が重い方がパワーも出るのでデメリットも私の中ではメリットになっていて
ファインジップ厚塗りをしない理由がありません

もちろん使用感には個人差があるので合わない人もいると思いますが
ほとんどの人が良い感想になると思っています

ビスカリア等のハードラケットでも厚塗りすることで使いやすくなり
使える選手層は劇的に広まると思います

厚塗りの方法ですが
薄く塗って乾かして
その上からまた薄く塗って
というのを繰り返し
好きな回数塗り重ねるという方法です

私は3回塗っています

もし4mmを超えるようなら
スポンジを薄くしてでも厚塗りをすることが私のこだわりです




また最近のテンションラバーはファインジップ厚塗りは適しません

テンションラバーの貼り方の記事も書きましたので是非読んでください

テンションラバーの貼り方




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よければ↓こちらも一緒に読んでください
威力の出る組み合わせは しなるラケット+硬い中国ラバー
初心者こそ中国ラバー使うべき理由
初心者にオススメの中国ラバー
バックに中国ラバーが最適な理由
柔らかい中国ラバーはクソ
弾むラケットに中国ラバーを貼っても速いドライブは打てない理由
テンションユーザーは中国ラバーを使わないほうがいい
粘着テンションは使う意味が無い
中国ラバーでエグいドライブの打ち方
中国ラバーの打ち方
中国ラバーを使いこなすのに必要なこと
初中級者に効く戦術
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日本人選手 補助財 使用問題
最強の補助剤 スピードアクセル
なぜ中国選手は強いのか
柔らかい中国ラバーはオススメできない
ビスカリアの偽物
偽物のキョウヒョウの見分け方
普通のキョウヒョウとNEOの違い
テンションラバーの貼り方 ファインジップ厚塗りについて等
中国ラバー ファインジップ厚塗り
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ビスカリア 偽物 Butefly レビュー
偽物 テナジー05 レビュー
偽物 キョウヒョウ 国狂 ブルースポンジ レビュー
PF4
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キョウヒョウプロ3ターボオレンジ レビュー
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中国選手は中国ラバーに補助剤を使っているのか





諸説ありますが
私は使っていないと思います

最近有力な噂である
メーカー側で補助剤を大量に塗っているものが選手に供給されている説

これはある程度本当だと思います




紅双喜NEOシリーズのラバーも省用、国用とランクが上がるほど補助剤膜が分厚くなります

有名なぐっちぃブログでは
中国選手が実際使っていたラバーの写真が載っていて
スポンジ厚が2.2の一番厚いモノではなく、少し薄くしているのがあり
補助剤を使い膨張で4ミリを超えないために少し薄めを使う
と説明されていましたが

私は補助膜を分厚くしてもらって更にファインジップを厚めに塗っている
と予想しています

中国ラバーは何かしらチューニングしないと使えないと言う人が多すぎです
なにも塗らなくても大丈夫です
塗ってる 塗ってない以前に
中国トップ選手は技術、戦術など他国の選手より優れているのはたしかです
塗っていなくても勝敗にはそんなに関係ないくらいの差があると思います

中国選手の使っている中国ラバーは別物説がありますが
私も別物だとは思います
しかしそこまで大差無いと思っています

 

馬林のラバーのスポンジ硬度は41.5度という噂がありますが
41.5度なんて市販品で無いですよね
でも100枚くらい40度のラバーを用意すれば個体差の範囲で1枚くらいは41.5度のラバーがあると思います
そんな感じで100枚の中にある1枚をトップ選手の好みに合わせて選別して供給しているだけ
と思います

日本のトップ選手も
大量のテナジーの中から好みのものを選んでいるはずです

中国選手は特別なラバーを使っていてセコイ
補助剤使っててセコイ
と言う前に 持っている技術が違うのですから
負けて当然です

むしろ私は日本選手の方が塗っていると思っていますけどね



弾むラケットに中国ラバーを貼っても速いドライブは打てない





中国ラバーを使うなら
中国ラバーらしいクセのある球を打たないと意味が無いと個人的には思っています
基本的には中国ラバーで弾みと回転は両立しません
(弾み=用具の反発力 であって球速、スピードのことではありません)
弾む中国ラバーでNEOシリーズや粘着テンションがありますが、ドライブの球質が軽くなります

そこでどうやって中国ラバーでスピードを出すかというと
回転でスピードを出します

ほとんどの人が中国ラバーは回転がかかるけどスピードが出ない
と思っているようですが
逆です

逆なんです

弾まないからスピードを出せます

言い方が悪いですね

弾まないから回転がかかるし

回転がかかるからスピードを出せます




例えば

流行りのビスカリアにキョウヒョウを貼ってドライブを打った場合
弾みますが、回転が減ります


初速はそこそこ出るが失速するようなボールになり
結果として中途半端な得点力の無いドライブになります
凡人ではキョウヒョウらしい強烈回転をかけるのは難易度が高いです

しっかり回転をかけることが出来るラケットで中国ラバーを貼って打つと
弾まないけど強烈な回転がかかり
回転で加速するようなドライブになります
いわゆる中国ラバーらしいドライブです

この中国ラバーらしいドライブの速さ
を追及するには
用具の弾みではなく回転量を上げて速度を加速させるべきです

中国トップ選手並みの
回転をかけるボールタッチがあればビスカリアで最強ドライブが打てますが
我々凡人はトップ選手の真似をする前に自分に合った用具を選びましょう






ここからは余談ですが
私は現在オフェンシブを使っています
大学生でバリバリにトレーニングしていた時は過去最高に弾むラケット、劉詩文を使っていました
トレーニングや練習をしなくなり、明らかにインパクトが弱くなるほどラケットを弾まなくすることでドライブの速さの低下を最小限にすることができました
弾まないラケットの方がドライブが速くなるというのもおかしい話ですよね
正確には速いように感じる
と言った方がいいでしょう
でもむやみに弾むラケットを使うより
その方が相手も嫌がる球質になります
パワーのある人はパワーに合ったものを使わないとパワーがロスしている感覚になるので自分に合ったものを選びましょう
それが難しいんですけどね



中国ラバーに合うラケット





中国ラバーに合うラケットを探す人は多いのではないでしょうか
(ここで言う中国ラバーとはキョウヒョウのような昔ながらの粘着ラバーです)

この記事を読んでいる人は
中国ラバーを使っているけどイマイチしっくりこない
中国ラバーを使いたいけどラケットは何にしよう
等と考えている方ではないでしょうか

オススメは
スティガ オールラウンドエボリューション

定番すぎて面白くないかもしれませんが
これにキョウヒョウ貼って使えないなら中国ラバーやめたほうがいい

思うくらいクセが無く
使いやすい

もちろん私も使っていました

最近はビスカリア等の弾みの良いラケットに合わせるのが流行ですが
普通の人は使い方を限定されるし
中国ラバーらしさが激減しますのでオススメできません

私の思う中国ラバーに合うラケットに必要な条件
それは 板厚 です
基本的に薄くないと中国ラバーらしさが出しにくく、使い手を選びます
テンションラバーに比べ球が食い込まない中国ラバーはラケットにしなりが無いと回転がかかりません
5.4~5.8mmが良いでしょう
ラケット自体の弾みも重要ですが
弾みが良くても、板が薄ければ使いやすい感覚です
逆に弾まないのに板厚が厚いラケットは微妙です

特殊素材インナー系ラケットが流行っていますが
圧倒的に5枚合板の方が中国ラバーらしさが出ます
グル―禁止 補助剤禁止 プラボールへ変更
この流れでインナーラケットを各メーカー頑張って出していますが
中国ラバーは何も変わらず純木5枚合板が合いますと断言できます

逆にルール変更で回転量が減ったからこそ板厚をさらに薄くして回転を補うべきだと思います




昔がら中国ラバーに合うと言われているオールラウンドエボリューションですが
理由は
1. 弾まないので回転がかけやすい
2. 弾まなさすぎない
3. 打球感にクセが無い
という理由です

中国ラバーはテナジーのように当てるだけで勝手に回転は掛かりません
なので回転を武器にするため回転のかけやすい薄いラケットを合わせることが鉄則なのです

他にも
おすすめラケットは色々あります
↓全て使ったことがあります
スティガ オフェンシブクラシック
スティガ オールラウンドクラシック
ドニック アペルグレンオールプレー
バタフライ コルベル
TSP アウォードオフェンシブ
紅双喜 キョウヒョウ王
紅双喜 キョウヒョウハオ

しかしこの中でもオールラウンドエボリューションが一番バランスよく万人向けだと思います
それぞれの特徴をあげると

オフェンシブクラシック→打球感が独特
オールラウンドクラシック→弾まなさすぎ
アペルグレンオールプレー→弾まなさすぎ
コルベル→重い
アウォードオフェンシブ→打球感が独特(5枚合板の打球感が嫌いな人は合うかも)
キョウヒョウ王→高価 ラバー貼ると重い
キョウヒョウハオ→高価 ラバー貼ると重い

という感じです

もちろん用具の使用感は個人差がありますが
だいたいはみんな同じ
なのではないでしょうか

→オールラウンドエボリューションにキョウヒョウという組み合わせを使えない方へ

参考になれば幸いです



中国ラバーを使っていない人は中国ラバーを使わない方がいい





結論から言います
現在中国ラバーを使っていない人は中国ラバーを使わない方がいいです
理由は使いこなせるはずがないからです

誰もが一度はキョウヒョウを使い
使いにくいと感じ
使用を断念したのではないでしょうか

ですが
いつの時代も中国ラバーが注目されています

理由は最強である中国選手が使っているからでしょう

最近は特殊素材ラケットや弾みの良いラケットに中国ラバーを合わせるのが流行っています

理由は最強である中国選手が使っているからでしょう

この記事を読んでいる人は十分理解していると思いますが
中国ラバーは使いにくいです

ではなぜ中国選手は中国ラバーを使うのか

中国ラバーを使った方が得点になるからです




流行りのビスカリア等の飛ぶラケットにキョウヒョウを貼って使ったことのある人は分かると思いますが
普通に使って回転なんて掛かりません

ちなみに中国ラバーを使うのに必要なのはパワーではありません、慣れ や 技術 です

中国ラバーを使う方法

中国ラバーの威力の出し方

ではなぜ中国選手は飛ぶラケットに中国ラバーを張るのか

グル―禁止 補助剤禁止 によって弾みが足りなくなったのでラケットで弾みをカバーした
そしてトップ選手にはそれを使える技術があるからです

中国選手は卓球をはじめたときから中国ラバーを使います

私も卓球をはじめて間もないときから中国ラバーをつかいました

中国ラバーに慣れるとテンションラバーよりも威力(単純な速度ではなく相手が返球できないという意味)のあるドライブが打てるようになりますが
テンションを使っている人の感覚ではまず中国ラバーは使えません
それだけ性質の違うラバーです

中国ラバーは弾まないから使いにくいと思う人が多いですが
少し違います
中国ラバーは弾まないからこそ回転が掛かり、かつスピードも出るのです
弾む中国ラバーもありますが中国ラバーらしさが激減します
だから中国のトップ選手のほとんどは弾まないキョウヒョウをつかうのです
つまり
弾むようになると中国ラバーを使う意味が薄くなっていくのです

粘着テンションをオススメしない理由

中国ラバーの選び方

中国ラバーの場合
技術のない人ほど弾まないラケットの方が威力を出せます
この威力とは中国ラバー最大の武器である回転です
回転がかかればかかるほどドライブの速度も加速します
その回転という威力は弾むラケットになるほど技術が必要になります
もちろん弾むラケットに中国ラバーを合わせることができたら理論上最強かもしれませんが
現実問題一般の卓球愛好家には無理でしょう
中国トップ選手並みの技術があるなら別ですが

中国ラバーに移行を検討しているテンションラバーユーザーは
回転量を上げたいと思っているのでしょう
でしたらラバーをテナジー05にしてラケットを弾み控え目のものに変えた方がよっぽど回転量が上がるはずです