コンポのグレードなんて気にするな!アルタスやソラにしよう

頻繁にレースに出るようなアスリート気質、競技志向の自転車ユーザーよりも
日常で移動手段としてクロスバイクに乗ったり、休日に仲間とサイクリングに行くだけの自転車ホビーユーザーの方の方が圧倒的に多いでしょう

個人的な意見ですがそういう方にはアルテグラやデュラエース等の高級コンポは無意味です

強いて言えばブレーキを高いグレードに交換するのはかなり意味のあることだと思いますが
ディレイラ―やクランク等はソラで十二分です

デュラエース等は競技志向の方向けの商品です
ホビーユーザーには低グレードコンポの方がメリットが多いと考えています

レースに出ないホビーユーザーは8速の安いコンポがオススメです
自転車は乗って!走ってなんぼ!
安くて快適!
気負わずガシガシ乗り倒せる!
そのほうが自転車が楽しいと私は思います

 

詳しく説明します

・低グレードコンポから高グレードに交換しても早くなったりしない

自転車のエンジンは人間です

機材の差は微差です

早く走るのに大事なのはエンジンと適切なギア比、ちゃんと整備された自転車です

低グレードでもちゃんと動きますし変速します

ちゃんと動かない場合は整備不良を疑いましょう

高価なコンポより安価なコンポの方が修理が気楽

高価なコンポは万が一修理、交換が必要な場合その分値段が高いです

消耗する部分は安価なパーツで頻繁に交換した方が快適に乗れるはずです

 

・オススメは8速のコンポ

昨今11速が一般化していますが
レースに出ないホビーユーザーには8速のコンポがオススメです

8速用チェーンは10速11速用よりも耐久性が高く値段も半分以下です
その他も8速用パーツは安くて耐久性が高く種類も多いのでランニングコストが抜群に安いです

 

・高グレードコンポが良いモノなのは間違いない

私自身は8速ユーザーで、中でも現行品で安いものを好んで使います
なんでもとにかく適当に荒っぽく使いまくるスタイルなので
壊れても安価に気軽に修理出来るものを選びます

しかし、高グレードコンポは良いモノなのは間違いありません

まず見た目がカッコイイですよね
洗練されたデザインは高級感があるので、所有欲を満たしてくれます

低グレードのものと比較すると違いはあります
値段なんて2の次の人には高いお金を出す人も多いです

・ブレーキだけは高グレードがオススメ

自転車は止まることが出来ないと事故になります
最悪命が無くなります

ブレーキは命を守るパーツです

しっかり思うように止まるブレーキは自転車で一番大事です

スピードの出るロードバイク等では特に大切です

私はだいたい安いモノをオススメするのですが
使ってみてブレーキが効きにくいと感じるようであれば交換必須です

安いモノでも思い通り止まれるなら問題ないですが
そうでない場合は早急に交換した方がいいでしょう

 

・最後に

自転車、特にスポーツバイクは趣味性の高いものです

自分が気に入ったものを使うのが一番です
高いパーツに魅力を感じる方も多いのも分かります

私が自転車に感じる魅力はお金をあまりかけずに楽しめることです
快適に長く乗るには低グレードコンポが最適だと思います
皆さんも自転車にかけるお金を安くして快適な自転車生活をしてみませんか



ローラーブレーキを使うな!バンドブレーキがオススメ





ママチャリについている後輪のブレーキのほとんどは
リムを挟んで止めるようなブレーキではなく
ハブにくっついている形状のブレーキがほとんどです

種類が色々あるのですが少し紹介します

・バンドブレーキ(ドラムブレーキ)
1万円くらいの自転車にはほぼこのブレーキが付いています
よく効きます
しかしブレーキをした際に音が鳴ります
制動力はかなり良い
雨の時効きが弱くなります

・ローラーブレーキ
シマノが出している高性能ブレーキ
天候に関係なく安定した制動力を発揮します
値段高めなママチャリに装備されていることが多いです
専用のグリスが入っているが、切れると音鳴りがする、無視して使い続けると壊れる

・メタルブレーキ
ダイアコンペから出ているローラーブレーキに似た構造のもの
しかし明らかに性能は劣っています

・サーボブレーキ
ブレーキの効き方にクセがある
急にガツンと止まりすぎる場合もある
なぜだかよく調整が狂っていて車輪の回りが悪くなる自転車をよく見る

 

他にも種類がありますが
だいたいこの4つをよく見ます

個人的意見ですが

メタル、サーボはバンド、ローラーに比べ圧倒的に不調を起こしやすいです

比較的バンド、ローラーはあまりトラブルがないです

私の中ではママチャリを選ぶときブレーキの種類でいうと
このバンドブレーキ、ローラーブレーキの2択だと思っています

バンドブレーキは安物自転車についている粗悪品という意見も多いです

たしかに間違いなくローラーブレーキの方がブレーキの性能は上です

しかし私はバンドブレーキをオススメします

正直バンドブレーキは欠点が多いです
まずブレーキをしたとき「キー」という音鳴りがします
残念ですがこれはなおせません
ブレーキが効いている証拠として諦めてください

雨の時、効きが弱まります
簡単に説明するとブレーキに水が入り、滑るということです

一番気をつけてほしいことが絶対に注油してはいけない、ということです
たまに音鳴りするから注油したという人がいますが
摩擦で車輪の回転を止めるブレーキに注油すると、滑ってブレーキが効かなくなります
一度油がつくと、どれだけ洗浄しても使えなくなってしまう場合が多いので注意しましょう




これだけ欠点があるのにオススメする理由

それは長持ちするからです

長持ちするというのは日常で頻繁に使うママチャリで一番大事だと思っています

ローラーブレーキはグリスの注入が必要不可欠です
しかし毎日、特に何も気にせず適当に乗っているママチャリで
ブレーキのグリスを気にする人がどれだけいるでしょうか?
ほとんどいないと私は思っています

販売側もローラーブレーキの自転車を売るとき
ブレーキのグリスのことを説明するところはほとんどありません

仮にグリス切れで音鳴りするようになった自転車に乗っていても
なんとなく気にせず乗り続けるお客様を大量に見てきました
そういう自転車はブレーキ自体が劣化してしまいブレーキの交換が必要になる場合もあります

バンドブレーキはというと
20年30年前のものでも何の問題もないものがほとんどです
不調が出ても簡単な調整でほとんどの場合解決するため修理金額も安く済みます
ほったらかしで何も考えず乗り続けても後でちゃんと整備すればほとんど大丈夫です

ママチャリに高いお金を使うなんでバカらしいと私は思ってしまうので
欠点が多くてもテキトーに使っても長持ちする
その方がいいと私は思います

ただバンドブレーキの音鳴りや雨天時の効きの弱まりが合わない人はローラーブレーキを選びましょう
製品としての性能はローラーブレーキの方が良いので



一番丈夫で壊れにくいなママチャリのオススメ





値段は気にしないから丈夫で長持ちする自転車を教えて

と聞かれると

ブリヂストンのカーボンベルトドライブの自転車

と答えます

 

カーボンベルトドライブとは
ブリヂストンが販売している自転車に搭載されている機能で
チェーンではなくベルトで動く自転車です

【1都3県送料2700円より(注文後修正)】【2019モデル】[ロングティーンベルト]L型(LT63LB)26インチ 3段変速BRIDGESTONE(ブリヂストン)お買い物・通学自転車【送料プランA】 【完全組立】【店頭受取対応商品】

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私は大型自転車量販店で5年間働き
自転車で日本一周をしました
その後、一人で自転車屋をやっております
私自身数々の自転車に乗ってきましたし、お客様の意見もかなり聞いてきました
その中でもブリヂストンのカーボンベルトドライブの自転車は自信を持ってオススメします

 

パンクした
チェーンが外れた
スポークが折れた
ペダルや車輪にガタつきがでてきた
などなど・・・こんなトラブルが起きにくい自転車がほしいと思うのは当然ですが

正直なかなかありません

特にサイクルベースアサヒのような量販店で売っているようなものは長持ち度でいうとどれも大差無いというのが私の意見です

↓その理由を簡単に書いていますので読んでみてください

安い自転車がオススメ

そう思う私が
これは長持ちするなと感心する自転車が
ブリヂストンのカーボンベルトドライブの自転車です

 




詳しく説明します

 

・チェーンよりカーボンベルトドライブが長持ちする

チェーンよりベルトの方が断然長持ちします

ベルト自転車をガンガン10年以上乗っている方を多く見てきましたが
ベルトの交換をしたことがあるのは1回だけです
それもかなり特殊なケースだったので
ほぼ一生交換不要ではないかとも思っています

チェーンのトラブルで多いのが
チェーンが外れた、伸びて緩んでいる、音鳴り、油切れ、等
原因はほぼメンテナンス不足なのですが

カーボンベルトドライブの場合チェーンと比べて
伸びにくいです
チェーンが外れたり、音鳴りがする一番の原因はチェーンの伸びのせいでのたるみですので
ベルトが外れることはめったにありません

さらにベルトには注油が必要ないため、ほぼメンテナンスしなくてもいいのです

ひとつ気をつけてほしいことがあります
アルベルトも似たようなベルトドライブの自転車ですが
カーボンベルトドライブではありません
私がオススメするのはカーボンベルトドライブの自転車であってアルベルトではありません

アルベルトにはフローティングベルトドライブという機能が付いており、カーボンベルトドライブよりも漕ぎ心地がふわっと優しい感じがします
フローティングベルトドライブの構造の一番の特徴がクランクです、説明すると少し難しいので省略しますが、カーボンベルトドライブ自転車のクランクよりパーツ数が多く動く部分も増えており複雑な構造になっています

これがよくありません

もちろん新品のうちはいいですが、使っているうちにその動く部分から音鳴りがしてくる原因になっており、修理に結構な金額がかかる場合もあります

カーボンベルトドライブは比較するとシンプルな構造のため、トラブルが起きにくいです

漕ぎ心地の違いはありますが、微妙な差です

ほんの微妙な差なので
トラブルの起きにくいカーボンベルトドライブのほうが断然オススメです




 

・ベルト以外も丈夫なパーツで構成されている

量販店で売られている、PB商品はほぼ必ず安くするためどこかでケチな作りになっています
カーボンベルトドライブの自転車はブリヂストンの中でも最上位モデルで、妥協なしです

流石自転車ブランドの最王手という感じです

スポークはステンレスで折れにくく

ブレーキワイヤーもステンレスで切れにくい

BBはカセット式でメンテナンスフリーです

どこも量販店のPB商品がよくケチっている部分です

値段は6万円くらいすることがほとんどだと思いますが
量販店の3~4万円以下の自転車よりは確実にいいものです

ぜひカーボンベルトドライブの自転車を検討してください
フローティングベルトドライブではないのでお間違えなく

ただ
壊れるときは壊れます
壊れるときは1万円の自転車でも6万円のベルト自転車でも壊れます
日々のメンテナンスを大切にしましょう

もっと安いのがいい
という人は↓を読んでみてください
安い自転がオススメの理由



変速機ママチャリのオススメ





以前、変速機の付いていないシングルスピードの安いママチャリをオススメする記事を書きましたが
それでも変速機の付いた自転車が欲しい方ももちろん多くいます

そういう方にオススメなのが内装3段変速のママチャリです

 

よくある1万5千円程度の外装6段変速のママチャリはあまりオススメしません

自転車の変速機は外装式と内装式があります

↑内装式

↓外装式

外装式は大きさの異なるギアが複数枚ついたスプロケットが付いていて、ディレイラ―というパーツでチェーンを動かしギアの大きさを変えることで変速します、チェーンやディレイラ―が動くのを見ることができます
対して内装式はそういった構造がハブ内部にあり、外からは変速の構造が見えません
この外から見えないという事が大事です

 

一番の理由が

壊れにくい

ということです

内装式変速機は外装式変速機よりも圧倒的に壊れにくいです

圧倒的にです!




外装式は変速構造が全て外に露出しています

そのため雨や泥、砂が直接かかり、パフォーマンスが低下しやすいです

また自転車に何か当たったときや、こけてしまったとき、最悪変速機が破損します

破損しなくても、どこか曲がったり、調整がずれたりして本来の性能を損なうことが多いです

また外装変速機に使われる多段用チェーンは内装変速に使われるシングルチェーンに比べ耐久性が劣ります

それに比べ内装式は変速構造がハブ内部に収まっているため、こかしてしまったり、何か当たっても、よっぽどでないと壊れません
雨や泥のせいで変速のパフォーマンスが低下することもめったにありません

もちろんそれぞれメリット、デメリットがあり
外装式が悪いわけではありません
内装式より軽量ですし、値段も安いです
きちんと整備されているときの変速性能は内装式より高いですし
カスタムの可能性も幅広いです

内装式は重量が重くなりますし値段も少し高いです

しかし普段使いのママチャリで大切なのは、壊れにくさや、メンテナンスの必要が少なくて済むということだと私は思っています

その性能を持っている変速機が内装式です

外装式は趣味で乗るロードバイクなどのスポーツタイプの自転車、競技に使われる軽量自転車に最適なのです

 

内装変速付きの自転車は外装式よりも値段が高くなることが多いです
自転車量販店のお店に置いているものだと2万円以上はすることが多いと思います
私はかなりのケチなのでなるべく出費を抑えたいのですが、内装3段の自転車はそれだけお金を払ってもいいものだと思います
是非ママチャリで変速機付きをお探しの場合は内装式を検討下さい



自転車屋の本音 安い自転車がオススメです





一番オススメの自転車は?

と聞かれると

私はホームセンターや自転車量販店で売っている一番安い1万円くらいで買えるママチャリ

1万円自転車

と答えます

↑こういうごく普通のやつです





読む人によっては極端で偏った意見に思う方もいるかもしれませんが本気でそう思っています

私は高校生のころから10年以上通勤通学で毎日20キロ以上自転車を乗っており
大学卒業後、大型自転車チェーン店で5年間働いた後、自転車で日本一周し、現在は個人で自転車屋を経営しています

今までママチャリに限らず、ロードバイク、マウンテンバイク、様々な自転車を乗り込み
メンテナンス、修理をしましたし、お客様の声も多く聞いてきました

そんな私がおススメする普段乗りの一押し自転車は
変速機の付いていない一番安いママチャリです
理由は安いうえに壊れにくく、万が一修理する時も安いからです

詳しく解説します

目次
ーーどんな自転車がいいかーー
・変速機の付いていないシングルギアの自転車
・前かご 泥除け チェーンカバー スタンド カギ が付いている自転車
ーー安い自転車がいい理由ーー
・値段が安い
・高いものと値段分の差は無い
・汎用性が高く修理がどこでも容易で安価
・壊れるときは値段にかかわらず壊れます
ーー安い自転車のデメリットーー
・カゴが微妙
・ライトが微妙
・ブレーキが音鳴りする
・フレーム剛性が低い
ーー安い自転車のタイヤ、チューブについてーー
ーー最後にーー




どんな自転車がいいか

・変速機の付いていないシングルギアの自転車

変速機は便利ですがよく故障の原因になります

変速機が無いと登れないようなよほどの坂道がある場合以外はシングルギアのママチャリがオススメです

それでも変速機が欲しい方はいると思いますので
↓こちらも読んでみてください

変速機ママチャリのオススメ

・前かご 泥除け チェーンカバー スタンド カギ が付いている自転車

これらが付いていないと自転車に乗る服装が制限されたり、乗るシチュエーションをえらばないといけません

クロスバイクやロードバイクにはこれらが付いていません

すべて取り付けると高額になりますし
せっかくの軽量自転車の重量が一気に重くなり、軽量自転車を買う意味が弱くなります
しかもそういうものに限ってすぐ壊れます

1万円自転車は全てセットでしっかりと取り付けられています

 

安い自転車がいい理由

・値段が安い

なんでも買うなら高いより安い方がいいに決まっています

余計な出費は抑えて他に必要なものを買いましょう

・高いものと値段分の差は無い

高い自転車の方が丈夫で長持ちするんじゃないの?
と思う方も多いと思います

自転車は数えきれない種類の商品があり一概に言えませんが
一番安いものと、その他の高い自転車とこれといって大差は無い思っています

ネット上では、パーツの質や組み立ての精度が悪い、と決まり文句のように書き込まれていますが、大筋間違いではありません

しかし、パーツの質は、自転車素人が理解できるほどの差は正直ありません

ネットで違いを力説している方は、高い自転車を買ってほしい自転車屋か、自転車が好きな自転車マニアでしょう

本当に?と疑う方は試乗させてもらえる店で乗り比べてみてください

耐久性についても、すぐ壊れるとよく言われますが一体どこが壊れるのか
壊れる個所も分からず適当にネットで書いている人が多いように感じます
安くてもそんな耐久性のないものは私の経験上そんなにありません

大事なのはちゃんと組み立て整備されているかです




実はこれが一番重要です
あたりまえですが、安い自転車でもきちんと組み立て、整備したものは長持ちします
逆にどんなに効果で質の高いパーツで固めた自転車でも組み立て、整備が不完全だとすぐダメになります
ですので、安い自転車でも高い自転車でも、購入してからその後、しっかり修理整備出来る自転車店と付き合う事が一番大事です

・汎用性が高く修理がどこでも容易で安価

1万円程度のシティサイクルやファミリーサイクルは圧倒的に出回っている数が多いです

すぐ壊れて乗っていて不快な1万円の自転車、そんな粗悪品がそんなに売れるはずはありません

なぜ1万円自転車が大量に出回っているかというと、それだけ使える優秀な自転車だからです

どこの自転車屋でも1万円自転車を販売していますし
その自転車のタイヤやチェーン等の補修用パーツを在庫しているはずです

もし故障やパーツ交換が必要な場合もほとんどの自転車屋で対応可能です

1万円自転車は修理を受け付けてくれないとたまにネットで見ますが、それはその自転車屋が修理技術が無かったり、自店購入車しか受け付けないような粗悪店なだけです

逆に高い自転車は高いパーツが使われていることが多く1万円自転車と比べると修理が高額になるケースが多いです

・壊れるときは値段にかかわらず壊れます

事故に合ってしまったり、乱暴に扱うと値段にかかわらず壊れます

普通に使っていて修理金額が高くなるところで
スポーク折れ修理
BB修理
などがありますが、このような修理も値段にかかわらず壊れるときは壊れます

たしかに壊れにくいパーツは存在します
たとえばスポークで例えると、1万円自転車は大抵鉄製のスポークを使っていますが、より丈夫なステンレス製スポークがあります
しかしスポーク自体の値段も倍近くしますし、重量も重くなり、漕ぐのが重くなりますので、一長一短です、全てにおいて最強なものは存在しません

人それぞれ使い方によって壊れる個所は違ってきますし
壊れて修理するときに更に壊れにくいパーツに交換して自分に合った自転車にアップデートしていくのが一番賢いと思います



安い自転車のデメリット

・カゴが微妙

1万円自転車にはほとんどがメッシュカゴというカゴがついています
ちょっと重いものを乗せ続けると、比較的早く割れてきます

カゴについても書きました→カゴについて

・ライトが微妙

ほとんどがタイヤに擦って発電する、ダイナモライトが付いています
これで漕ぐとペダルが一気に重くなりますし、音も成ります

実際使ってみて気にならない方や、夜は乗らない方ならいいですが
そうではない方はハブダイナモのオートライトに交換しましょう
自転車屋によりますがプラス4000~5000円で交換してくれると思います

もっと安くすませたい場合
タイヤに擦るダイナモライトなのは同じですがLEDライトでゴムローラーのものがオススメです
私はこれを使っています

・ブレーキが音鳴りする

1万円自転車のほとんどの後輪ブレーキがバンドブレーキ(ドラムブレーキ)というブレーキです
私は一番のオススメブレーキですが
これが合わない人もいます
↓詳しく書きましたので是非読んでください

ママチャリ後輪ブレーキについて

・フレーム剛性が低い

BAA自転車や、パナソニック、ブリヂストン等の高級自転車のフレームに比べると確かに剛性が低く、強くペダルを踏み込んだ時のパワー伝達能力は劣ります
しかし、荷物を大量に乗せる、ロードレーサー並みに速く走りたい、という方以外はほとんど関係ない範囲だと思います

剛性が云々という話は自転車マニア以外の方には理解出来ないかもしれませんが、フレームが折れたり曲がったり、という話とは全く関係ありませんのでご安心ください



安い自転車のタイヤ、チューブについて

タイヤの悪評が多いですが、そこまでの粗悪品は無いと思ってもらって大丈夫です

店で販売されている新品自転車は一定の基準審査をクリアした商品です

不良品があることもあります
しかし私の経験上、同じくらいパナソニックやブリヂストンでも不良品は存在します
万が一不良品の場合は販売店が対応しますので心配な場合はきちんと相談できる店を選びましょう

タイヤの性能はブリヂストンの高級タイヤなどと比べると当然劣りますが、世に出待っているタイヤの8割は1万円自転車についているようなタイヤです
毎日かなり自転車に乗る私は1万円自転車のタイヤを使用し半年少しで寿命が来ました、ブリヂストン高級タイヤで1年弱でした
近所の買い物に使う主婦のかたですと5年以上使う方もいます
寿命に差はありますが普通に乗る分には特に大差はありません

大事なのは定期的な空気圧チェックとタイヤ点検です

寿命や対パンク性能の差は確かにあります、しかし大きな差ではないです
少しでも良いものを求める方は後で交換し比較すると良いでしょう

中国製はすぐダメになる!という人がいますが、ブリヂストン高級タイヤのロングライフやニューマイティーロード等も中国製です
IRCやパナソニックが日本製タイヤを出していますが、私の経験上ブリヂストンの高級タイヤの方が耐久性が高いと思います、つまり中国製でも日本製でも生産国は関係ありません

 

最後に

1万円自転車のオススメポイントを書いてきましたが
完璧なわけではありません
たとえば乗り降りしやすい自転車がいいという方はU型フレームの自転車
軽く漕ぎたいという方は軽いギア比の自転車を選ぶべきです
ただ一番大事なのは買った後のメンテナンスです、
値段にかかわらず少しでも何か異常があれば放置せず、自転車屋に行きましょう