「ワンオペ育児」 藤田結子 レビュー






一言で言うと
現代の子育てしてるママはどれだけ大変か書かれている本です

めっちゃ大変です

私は現在子供はいません
結婚はしていますが子供はもう少し先だと言っています
子供は欲しいと思っています
同時にとても子育てにとても興味があります

私の父親は
いわゆる「イクメン」だったと思っています
よく言う掃除、洗濯、炊事は一切してませんでしたがwww
小さい頃に父親と過ごした記憶は鮮明に覚えています
私の父親は毎日6〜7時くらいに仕事から帰ってきて一緒にご飯を食べて
一緒にお風呂に入れてくれて
遊び相手をしてくれて
本を読んだりして寝かしつけてくれていました
土日の休日は毎日朝早くから起きて私をいろんな所に遊びに連れて行ってくれていました

私自身が働く年齢になって
それがどれだけ大変なことか理解出来ました

いつも笑って私の面倒を見てくれていた父親は本当に尊敬していますし
私もそう言う父親になりたいと強く思っています
プラス洗濯や炊事もやりますwww

この本で言われているのは
現代の会社の管理職の大半は
バブル期のモーレツサラリーマン世代で
妻は専業主婦で家のことは妻に丸投げ
男は外で金を稼具ことが全てと言う価値観の人で
男が育児をすることに否定的な事
そのため長時間労働になり家に帰る時間が遅くなる事

現代の若者の給料はバブル世代と比較するとかなり低く
昇給も見込めない会社システムに変わっており
共働きが主流にも関わらず
バブル上司のせいで女性差別があり
育児の理解もなく
働きにくいし育児もしにくく
そう行った状況から抜け出すことも難しいということが書かれています

さらに
昔と比べ
育児をする環境の変化もあります
地元を離れ実家や親戚に頼れない
ご近所ネットワークが薄くなっている
つまり
昔は第三者の協力をふんだんに利用し育児をしていたのに
現代は親のみで育児をしている状態がほとんどで

育児にかけれる時間は激減しているのに
育児の難易度は爆アゲなのです

あとは男女での心理的なことも書かれていますが
私にはあまり興味のでる内容ではなかったので省きます

モーレツサラリーマン世代のバブル上司をはじめ
政治の世界でもそういう育児をしてこなかった関心のない人が権限を持っていたりする
過去最悪の育児しにくい国なのです

解決方法として第三者の協力を頼むということがあげられています
もちろんそれは重要な方法で
私も子供が出来たら存分に頼る予定ですが
そもそも
育児のしにくいし職場なら
私は辞めようと思っています
私は4流大学卒業で収入は今でも最低ランクです
どこに行ってもそんなに変わりません

男女問わず皆さんも育児しやすい環境に転職という方法を考えるのが一番なのではないでしょうか