卓球元祖最強カットマン高島規郎の現役時代技術動画

現在はコーチとして有名な高島規郎さん

現代卓球の技術は
当時よりもかなり進歩しているので
昔のプレーを見ると
正直古臭く感じることが多いのですが
これは不思議と今見ても違和感を感じません
現代の選手にも十分役立つ内容だと思います




ティモ・ボル 幼少期のプレー動画

長く世界のトップ選手の中にいるボルの子供時代のプレー動画です





昔から前陣両ハンドのプレースタイルをこれだけこなせるなんて
すごいです
カウンターもすげぇ



キョウヒョウプロ3ターボオレンジ レビュー





以前ターボブルーのレビューをしました

それでターボオレンジも気になったので
使ってみました

ラケットはキョウヒョウハオに貼りました

先に使った感想を言うと
キョウヒョウらしさを残した
テンションラバーっぽさを若干足した
使いやすいキョウヒョウ
です

軽くフォア打ちをしてみると
結構弾みます
私はノーマルキョウヒョウの40度を好んで使いますが
比べると明らかに弾みます

スポンジを触ると普通に硬いスポンジなのですが
触った感じより打つと断然柔らかく感じて
食い込む感覚も強く
安定して飛んでくれます

ドライブを打ってみてびっくりしたのですが
さらに弾みが良く感じます
回転もキョウヒョウらしくしっかりかかります
ノーマルキョウヒョウとは別物の打球感です

強く打った時は今までのキョウヒョウともっと違いが現れ
テンションラバーみたいなラバーのひきつれ効果でボールを飛ばせる感覚が強く
中国ラバー独特の打球感は少なめです
このとき逆にノーマルキョウヒョウのような重い球質で強烈にウネっていく感じは少なくなります

音も少しですが
テンションラバー寄りの音が出るように感じます

なのにキョウヒョウのクセ球はある程度出せます

あくまでもキョウヒョウなので
弾みに期待しすぎると全く弾まないと感じるはずです

食い込みがいいためか
当てても 擦っても 飛び方が安定した弧線弾道がでます

中国ラバー特有のクセは
他のキョウヒョウより少なく使いやすいです

私はしなる5枚合板に硬め中国ラバーを普段使うので
正直今回のターボオレンジは柔らかく、フォアには合わないなぁと感じました

しかし
ノーマルキョウヒョウが硬くて使えないけどキョウヒョウが使いたい人や
特殊素材系ラケット、ハードなラケットにも合わせやすいと思います




次にバックで使ってみたんですが
これがかなり良かったです
軽く打っても強く打っても飛び方が安定するので
ミスが減ったような気がしました
適度に弾んでくれるので攻撃のコントロールがしやすく
ドライブでも中国ラバーらしさが出せるので
安定した中国ラバー攻撃が出来ました

私は硬めの中国ラバーが好みなので
このターボオレンジはフォアには合いませんでしたが
結構誰でも使いやすい万人受け中国ラバーだと思います



もっとも速く得点力のあるドライブを打てるラケットとラバーの組み合わせは硬い中国ラバーとしなるラケット





最も速く得点力のあるドライブが打てる用具の組み合わせ

それは
間違いなく柔らかいラケット(しなるラケット)+硬い中国ラバー

という組み合わせです






これは中国選手が昔から現在まで貫いている用具選びの鉄則です

得点力のあるドライブとはどういうものかというと
・球速が速い
・弾道が低い
・相手コートにバウンドしてからの軌道も低い
というものです

この条件を満たすと

カウンターもされにくく

得点率が高まります

この条件を満たせる用具が

柔らかいラケット+硬い中国ラバー

です

この組み合わせは最も回転がかけれる組み合わせとも言えます

同時に最も速度も出る組み合わせです

まず勝つためには安定性が重要になりますが
安定性=回転 と言う事ができます




ドライブで回転量が多いと軌道が弧を描くため速い球を打っても相手コートに収まります

その回転をかけるために絶対に必要なのがラバーの摩擦力

粘着があり摩擦力の強い厚みのある強いトップシートに
強打に耐えれる硬いスポンジ

そんなラバーに最適なのが柔らかくしなるラケットです

硬いラバーはラバー自体への食い込みが少ないので
ラケットがしなることで球を持つ時間を長くして回転をかけやすくなります

回転が強いと相手コートへバウンドした時に台をボールが蹴る力が強くなり
バウンドが低くなり得点力の強いドライブになります

逆に硬くしならないラケットの場合

回転を加えるのが難しくなります
回転がかからないと安定もしないですし
バウンド後の弾道が高くなります

硬いラケットはスピードが出ると思っているのは間違いです

確かに初速は速いです
台から下がってドライブをすると分かると思いますが失速します
回転がないと空気抵抗での失速が大きく
相手コートに到着するときには減速しバウンドも高いため
比較すると返球される確率が高く
カウンターもしやすい球質になります

前陣でスマッシュを使う選手には向いているラケットではありますが
ドライブ選手の得点力を重視する場合には適していません

世界最強の中国ではこの柔らかいラケット+硬い中国ラバーが主流ですが

ヨーロッパ選手の中では
硬いラケット+柔らかいラバー が主流です
これはラケットでスピード
ラバーで回転をつくる
という考え方です






しかしこれは間違っています

日本でも少し前にかなり流行った組み合わせです




柔らかいラバーというのは
食い込みが深く
飛び方が安定するという面は確かにありますが
スピードスピンの限界値が低く
ドライブは台から離れるほど失速します

パワーの無い選手やブロック型の選手にはいいと思いますが

ヨーロッパ選手はパワーがあり
回転も強くかける技術がありますが
中後陣からプレーする場合が多く
その用具の思考で中国に劣ってしまいます

トップレベルの選手の場合
柔らかいラケット+硬い中国ラバー
の方がいいドライブが打てるのです

でも最近中国選手も弾みのいいラケットを使っているじゃん
とツッコミを入れたい人もいるでしょう

確かに
ボールの変更などにより
弾みの減少を補うため
ビスカリアのような硬いラケットを使っている選手もいます
でも必ず しなるラケット という条件は無視していません
しなり=回転 です
弾み=初速 なので 弾みは しなり よりも重要ではありません
しなれば弾みの良いものでも回転を加えることができるため得点力の強いドライブが打てるのです

そのことに卓球市場も気付き始めたのか
最近の新商品はどのメーカーも
薄い板厚のラケットが多いです

弾みの良いラケットが人気というのは以前と変わらず存在しているため
硬いブレードで弾みを出して
薄いブレードで回転を出す
というのが最近の流行でしょう

同時にファスタークG1のような硬めラバーが人気なのも
同じ理由だと思われます

しかし
柔らかいラケット(しなるラケット)+硬い中国ラバー
を使う選手は日本ではいまだ少ないです
理由は
日本でもヨーロッパに習い
硬いラケット+柔らかいラバーが主流だったため
異なる性質の用具に違和感を感じるのでしょう
パワー不足ではありません
中国の子供でも硬い中国ラバーを使いますので
単純に慣れの問題です
そんな感覚からさっさと中国的用具思考、中国の感覚を真似るべきだと思います
そこで初めて中国に一歩近づけるのではないでしょうか



伊藤美誠の異色な卓球が最強の理由 オーストラリアOP 丁寧 vs 伊藤美誠





伊藤美誠選手の強さの理由は
みんながやらないことをやっているからです


明らかに卓球界で異色なんです
これって簡単に聞こえるけど無茶苦茶に難しいことですよね

具体的には
ミマパンチといわれるスマッシュです

伊藤美誠と同じフォア裏ソフト、バック表ソフトの選手で福原愛がいます


福原愛も速いピッチを武器にフォアでミート系のスマッシュのような技術を使っていましたが
伊藤美誠はより速い打点とピッチで、よりスマッシュを重視する
似たようで全く異なる難易度の高いスタイル

スマッシュと簡単に口では言えますが
世界レベルでスマッシュを多様する選手はかなり稀です

理由として
トップスピンを加えるドライブは軌道が弧を描くため
安定して威力のある攻撃が可能です
対してスマッシュは直線的な弾道です
ドライブと比べ安定して相手コートに入れるのが難しい技術です

ですのでスマッシュを攻撃の軸にする選手は少ないのですが

スマッシュはその直線軌道のおかげでカウンターがかなりされにくいです
なのでカウンタードライブを武器にする選手が多い現代卓球で有利といえます

そんなスマッシュを軸にプレーする伊藤に対して
やりにくさを感じる選手がほとんどだと思います




少し話がそれますが
中国の王皓は
現在は当たり前にもなっている中ペンでの裏面ドライブを使った両ハンドスタイルの先駆者です
劉国梁 馬琳  という裏面を使う選手はいましたが
それらより徹底してバックハンドを裏面を使うというスタイルで成功したのは王皓が初めてです
王皓は中国選手同士の同士討ちで負けることはありましたが
他の中国選手と比べても対外国選手にはほとんど負けることがありませんでした
理由は王皓のようなスタイルの選手が王皓以外にいなかったため対応できなかったのでしょう
当時それだけ突出したスタイルだったということですし
他と違うことをできるということはそれだけ強いということです
スタイルはまったく別ですが伊藤も同様に独自のスタイルを持っており年々磨きをかけ尖った方向に進化させているように感じます

ドライブも十分打てるのに年々ドライブではなくスマッシュをより重視するスタイルに変更してきているように思えますし

明らかにフットワークも向上しています

伊藤美誠が右足前の件
ツッツキに対する3球目もスマッシュ
それ以降のラリーでも可能な限りスマッシュでの得点を意識しています

世界ランカーのほとんどが裏ソフトの攻撃型で
攻撃といえばドライブと言ってもいいくらいに
ドライブでの攻撃を主体にする選手が多い中で
ドライブではなくスマッシュを徹底して選ぶリスキーとも言えるスタイルの伊藤美誠

目指す方向性はかなり面白く卓球ファンとして今後の活躍をもっと見たいと思わせてくれます

オーストラリアOPで丁寧にセットオールで負けて、もうちょっとで勝てたのにと思っている人も多いと思いますが
私はまだまだ自力の差が明確にあるというように見えました
中国選手の徹底した基礎技術の精度はここ一番という場面で手堅くポイントをもぎ取る安定感があります
いくらスーパープレーで9点取っても平凡なプレーで11点取られるような、そんな印象がありました

伊藤が中国選手に負けてると言っているわけではありません

むしろスマッシュ以外でも奇想天外なプレーを繰り出す伊藤こそ中国選手に勝てる可能性を一番に秘めていると思います

近い未来
伊藤美誠のような裏ソフトのスマッシュ主戦型が世界の標準スタイルの一つになっていたりして笑

今後も今回のような楽しい試合を見せてくれるでしょう!



卓球 バックドライブの打ち方とコツ





フォアドライブは得意だけど

バックドライブが苦手、安定しない

そういう人がとても多いと思います

バックドライブをまったく打てない状態から習得する場合
大半はの人が

上級者に指導を受けたり

技術本を読んだり

最近ではyoutubeで上手な人のを見たり聞いたり

というのが多いはずです

そこでよくある指導文句が

・ひじを前に出して体の前に空間を作る

・ひじを支点にスイング

・手首を使って回転をかける

・打球ポイントは体の正面

・面は寝かせてボールの上を擦る

全て忘れてください

バックドライブ初心者がこの指導を鵜呑みにして上達しない人を多く見てきました

ダメな理由を挙げていきます

ひじを前に出すと
肩に余計な力が入る人がかなり多いです
変に力んでしまうとボールにパワーが伝わらずスイングも安定しません
力を抜けと言っても抜けないので
力まないスイングになる方法を指導しないといけません

ひじを支点にスイング
ということを徹底してしまうと
肩を上手く使えなくなります
肩から手首までリラックスした状態で構えて
柔軟にどんなボールにでも対応できる基礎を身につけないと実戦で使えません

手首を使って回転をかけることを
バックドライブ初心者に求めるのは難易度が高いです
手首をひねったりするとラケット面の角度が安定しにくく不安定になりがちです
むしろ最初のうちは手首を固定するくらいの意識のほうがいいです
上達して安定したころにもっと回転、速度を重視したければ手首を使う意識をプラスしましょう
というよりも練習していると手首は自然に腕の動きに連動して指導せずとも使えるようになる人が多いです

打球ポイントは体の正面
ということはその通りと思うのですが
それを徹底はせず多少横でも肩から先を柔軟に使い
対応能力の高いスイングを作るべきだと思います

面を寝かせる打ち方
これはラケットのカドに当たったりする確立が高く不安定になりやすいです
面の角度は立て気味をおすすめします

まとめて私なりに要約すると

ひじは体から離さず
軽く脇をしめる感覚で肩から先の腕全体をリラックスさせる
飛んできたボールの後ろ打球面開き気味でとらえて
打ちたい方向へ肩から先の腕全体とボールを一緒に投げ入れる感覚で打球
腕の重さをボールにぶつける感じ
回転やスピードは前腕の筋肉を使ってで出す
手首は使わない

よく
バックハンドのブロックは
脇をしめて
ラケットヘッドを立てる
と言いますが
そのブロックのインパクトの瞬間からバックスイング無しで前にスイングするイメージです

バックハンドはフォアハンドよりも力が入る範囲が狭いですが
練習でどこからどこまでがクリーンヒットできるゾーンなのかを自分で覚えることも大切だと思います

他人のアドバイスで思うような上達ができないときは
そんなアドバイスを無視して
まったく逆のことを試してみるくらいの試行錯誤をして
自分にあった感覚を探しましょう








卓球 一人練習 リターンボード 購入先はメルカリ アマゾン





卓球の上達を目指していっぱい練習したい人へおすすめの練習道具があります

リターンボード

というもので
こんなやつです

この動画みたいに使います

慣れがいりますが
ワンコースでドライブくらいなら十分できます

私も購入して使ったことがありますが
フォームの形成にはもってこいだと思います

なにより
やってて楽しいです

相手がいると
ミスが多かったり
相手の返球が打ちづらかったり
自分のペースで考えて練習できないと思ったことはありませんか?

そんなときはリターンボード使えばいいと思いました

私が調べた結果
アマゾン
メルカリ
で売っていました
メルカリの方が安かったです



ティモ・ボルの練習

ティモ・ボルの練習動画

トップ選手の練習って
いつでもなんでも強打をバコンバコン連発してる印象が強いのですが

そこまで全力で打ち込んでない感じ